HOME > 患者さまの声 > ズンズンズキズキの腰脚が少しずつ楽に TSさん73歳脊柱管狭窄症男性 無職 阿久比町
からだにいいと言われていることも正しくやらないと悪化の原因に
TSさんはお勤め時代の五十代半ばに、脳内出血を発症、
次いで12年後は脳梗塞を、その2年後脊柱管狭窄を発症、
その一年後は冠動脈のバイパスの手術を受けました。
脊柱管狭窄と診断され、冠動脈バイパス術を受けた一時期に、
歩けなくなり、リハビリくんれんで歩けるようになりました。
しかし、右脚にはシビレが右腰には痛みが出て、
以来約4年間ずっとズンズンズキズキが続いていました。
また、首の調子も悪く、捻ると、右人差し指にシビレが走ります。
からだは右前に捩じれて、右肩が下がっています。
病気せいで、お医者さんからは毎日1時間は歩くよう言われており、
薬を服用し、毎日杖を突き、休み休み歩いています。
休み休みなのは腰と脚の痛みが途中で強くなるからです。
歩くと腰が痛み、足がしびれ、尻にもシビレが出るように。
お医者さんが歩けというのは、からだを動かして血流が滞らない
ようにという意味で言っているのでしょう。
ならば、歩き以外で血液循環がよくすればいいでしょう。
血液循環をよくするのは筋肉を動かすことです。
腰に負担を掛けずにできることはいろいろあります。
長時間歩くと腰や脊柱に負担がかかり、悪化させる恐れも。
負担をかけずからだを動かせばいいので、そういう方法が
あるか、お医者さんと相談してみてください、と言いました。
健常者でも一時間歩きはもしんどいのに、脊柱管狭窄症の人で、
しかも杖突きでの歩きは、相当な無理があると思いました。
でも、病気の恐怖からでしょうか、お医者さんに相談してくれれば
いいだけのことですが、TSさんは「何が何でも歩かないかん」
と最初は聴き入れる耳を持ってくれませんでした。
それからどれくらい通えばどのくらいの時間で治るか訊くので、
分りません、歩くのをやめれば歩き続けている時よりも、
楽になってくるのは早いとは思いますが、断言はできませんと
お医者さんではないので、明言は避けました。
苦しい気持ちはわからないでもないのです。
明らかに悪化する行動を黙認しながら施術して、
効果が無いと言われるのも、こちらとしては辛いですし、
それよりも、ご本人自身がカッカりすることが、
とても悲しいことです。
とりあえずTSさん、話し合いの結果、妥協点で、
歩く時間を5~6分を5回くらい、プラス
仰向けになって痛くない範囲で動かすことに。
体幹が歪んだ姿勢で無理な歩き方で歩き続けても
改善に導くことは難しいと思います。
ぶっ続けであることを止め、腰の負担がかからないように
からだを動かすことにしながら、施術を受けていくと、
ちょっとの変化ですが、ズキズキズンズン感が軽く楽になってきました。
※個人の感想で効果・効能を保障するものではありません。
歪んだ腰回りが矯正され、少しずつですが、体幹が整って
筋肉神経筋膜の圧迫が緩んできたことも一因でしょう。
あとどれくらいと訊いてきますが、
わからないものはわかりません。
ですが、からだにいいと言われていることも正しくやらないと
悪化の原因になることもあると理解してくれてはいるようです。
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